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「スノードロップ3」
えいやー!投稿してまえ!!
あんまり修正ばっかりしてると方向性を見失いそうデス☆
とはいえ、相変わらず拙い文章なので読みづらくないといいですが・・・


「スノードロップ3」


「はいカット!OKでーす!!」

蓮はその声がかかると、急いでキョーコの元へと駆け寄った。

「最上さんっ大丈夫?・・・ごめんね」
「そんなっ・・・大丈夫です!」

ほっとして蓮はマットの上に倒れ込んでいるキョーコに手を差し出した。
キョーコは一瞬躊躇したものの、照れくさそうにその手を取った「ありがとうございます」



サイコキネシスといった物を動かすだけでなく、破壊的な能力を持つ弘希。
脱走した相原兄弟は自分たちの能力が研究所により制御されていたことに気づく。
外の世界で負のエネルギーを受け、能力が解放されコントロールが出来なくなってしまう。
我を忘れ破壊行動にブレーキが利かない弘希に必死になって呼びかける由希。
その声は辛うじて届いたものの、力を抑えることが出来ず、その巻き添えにならないよう弘希は由希を自分から離すように思い切り突き飛ばしたーーー。



演技とはいえキョーコを突き飛ばすことにかなりの抵抗があった蓮。
そんな蓮の心情を知らずキョーコは「思い切り来てください!」と勇ましく言い放った。
どこまでも演技に真摯なキョーコ。
正直、厄介だとさえ思ってしまった。
蓮同様、妥協を許さないキョーコに中途半端に力を抜いてはすぐにバレる。
だったらせめて一発でOKを出すしかない。
蓮はただそれだけに集中した。
突き飛ばしたあのイヤな感覚が離れない。
似たようなシーンが後どれだけあるか考えただけで重苦しい気分になる。
蓮は無意識に両手を硬く握りしめ、表情を曇らせた。
そうして押し黙ってしまった蓮を、キョーコは心配そうにちらりと見上げた。
「敦賀さん?」
蓮はキョーコの声に反応してびくっとした。
「大丈夫ですよ!私頑丈に出来てますから!!安心してください」
ドンと胸を叩きにっこりと笑うキョーコを見て、ようやく蓮は躊躇いながらも小さく笑った。



その後も撮影は順調に進み、予定より早めの時刻に終了した。

「2人ともお疲れ様」
そう言って社が蓮とキョーコにペットボトルを差し出す。
「ありがとうございます」
「キョーコちゃん、今日はもう上がりだよね?」
社が訊くと、キョーコは、はい、と小さく頷いた。
「蓮も今日はこれで上がりだし、送って行くから一緒に帰ろう?」
「ありがとうございます・・・でも今日は・・・」キョーコがためらっていると、横から声をかけられた。
「京子さん」
「あ、莉子さん・・・」

都筑莉子ーー蓮やキョーコと同じLME所属で、このドラマを通して初めて顔をあわせた。
腰まで伸びたロングヘアはゆるくウェーブがかかっており、頭部は小さく、すらりと伸びた長い手脚は小柄ながらもモデルのようなプロポーションだ。
可愛いというよりは美人顔でクールな印象だった。
ドラマの中では物語の真相へ相原兄弟を導く重要な役割を果たす少女を演じている。
撮影前に俳優部門の松島主任に一度紹介されたが、話してみるとクールな見た目とは対照的に、人懐っこく笑顔が可愛らしい。
キョーコと同じく17歳、そして同時期にデビューした新人女優だ。
彼女もれっきとした蓮の後輩だった。
ドラマのメインキャストはほとんどが男性俳優で、女性はキョーコと莉子の2人のため自然と会話を交わすことが多くなっていた。

「敦賀さん、社さん、お疲れ様でした」
莉子はそう言って頭を下げた。
キョーコ並みに礼儀正しい莉子は俳優陣、スタッフの間でも評判が良かった。
「お疲れ様、都筑さん」
蓮がいつもの温和な笑みを浮かべれば、わずかに莉子の頬がほんのり赤くなった。
それは蓮の笑顔に対する女子の当然の反応なのだが、キョーコは少し複雑そうに見つめた。
「すみません。お話中でしたか?」
莉子がすまなそうにキョーコに顔を向ける。
「いや・・・大丈夫だよ、もしかして最上さんに用事?」蓮が言うと、
「はい、この後食事の約束をしてるんです」
「そう・・・じゃあ、二人とも十分気をつけて」
「はい!マネージャーも途中まで一緒ですし、大丈夫です」
キョーコと違い莉子にはきちんとマネージャーが付いていた。
楽しそうに話す莉子と、柔和な笑みを浮かべる蓮をキョーコはぼんやりと眺めていた。
何だろう、胸の奥がざわついて、むかむかする。

気持ち悪いーーそんな感覚にキョーコは困惑し顔をしかめた。

「最上さん・・・どうした、具合悪い?」
いつの間にか蓮が心配そうに覗き込んでいる。
「え!?いえっ、そんなことないです」キョーコはあわてて首を横に振った。
「・・・ならいいけど・・・最上さん『由希』の格好で行くの?」
「あ、はい・・・」
「そう・・・くれぐれも無茶はしないように」
「は、はい!」心得たとばかりにキョーコは背筋をピシッと伸ばした。
それを見た蓮がくすりと笑った。
すると、先程までのむかつきがスーッとおさまり、キョーコはホッとしながらも戸惑いを隠せない。
「それじゃあ、京子さん行きましょう」
莉子は促すようにキョーコに声をかけた。
「え、ええ、じゃあお先に失礼します」
そう言って、2人はぺこりとお辞儀をすると楽屋へと向かっていった。

その後ろ姿を見送ると、蓮はゆっくり息を吐いた。
「れ~~~~ん・・・」
社の声に、蓮はぎくりとした。
「せっかく早く上がれたのに、残念だったな~」
いつものように遊ぶ風でもなく、心底がっかりしたような社に、蓮は苦笑した。
「しょうがないですよ・・・それにーーー」
「ん、何だ?」
「ーーーいえ・・・行きましょうか」
怪訝そうな顔をした社に笑顔を向けると、蓮もスタジオをあとにしたのだった。







to be continued...




中々話進まず(汗)
持っていきたい展開までにやたらとかかります・・・。


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なゆ

Author:なゆ
蓮キョ至上主義。
悶々としながら二人を見守って(?)おりマス。
連載当初は若かったワタシもすっかりイイ歳になりました・・。
イラストメインですが駄文も。。
文章力upを図りたいデースorz

お世話になってます♪

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