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「スノードロップ2」
妄想構成(?)は出来上がってるんですけど、
なんせ文章化に結構手間取ってます・・・orz


「スノードロップ 2」



俺も好きだよーーー・・・。


恋い焦がれていた少女からの思いがけない言葉に、
応えるように出かかった言葉。
彼女を求めて止まないくせに、
瞬間、踏み止まったのはーーー・・・

なけなしの学習能力が「危険」だと判断したから?

忘れてはいけない過去があるから?

都合のいい言い訳を並べ立ててみる。

受け入れることもしない。
それでも、突き放すことも出来なくて、
中途半端に彼女を繋ぎ止める。
まるで何事もなかったかのように振る舞う。

そう、ただの卑怯で身勝手な男だーーー・・・。





クランクイン初日。

「おはようございます!敦賀さん、社さん」

スタジオへ向かう途中の廊下で、後方から聞き慣れた元気な声がした。
2人が振り向くと、見知らぬ黒髪の少年が立っていた。
でも今の声はーーー

「「えっ・・・」」




sd02-ren.jpg




「最上さん?」
「キョーコちゃん?」

蓮と社が少し驚いたように目を見開く。




sd02-kyoko.jpg




「もしかして『由希』の衣装?」
「あ、はい」

Tシャツの上からストライプのシャツを羽織り、デニムのジーパンを合わせたラフな服装は、普段のキョーコからは想像出来ない格好だった。

「ーーーあの、やっぱり何か変ですか・・・?」

キョーコはしばし無言になった2人に恐る恐る訊いた。
「そ、そんなことないよ~・・・なあ蓮?」
社があわてたように、蓮に声をかけた。
「最上さん、そういう格好も似合うね・・・」
「そうですか?男の子の格好が似合うっていわれるのもちょっと複雑な気分ですが、そうおっしゃっていただけると嬉しいです」
キョーコが少しはにかむような笑顔を見せた。

実際少年と言われればその見た目は違和感はなく、仕草も意識しているのかいつものキョーコと違い少し砕けた感じだ。
だがキョーコの持つ柔らかな表情と空気が女性的繊細さを秘めていてアンバランスな魅力を出していた。

「ほんとキョーコちゃん役によってガラッと印象変わるよね」
社が感心したように言う。
「ふふ、ありがとうございます!実は最近ずっとこんな格好で過ごしてるんです。咄嗟の動作で女っぽさが出たら不自然なので・・・」
そして、キョーコは少し迷って続けた。
「外出もしたりするんですけど、最近街中で声をかけられるようになりまして・・・」
「・・・・?ファンの子に?」
「・・・いえ、少し違うんですけど、どうやらナンパのようでして・・・」
「「ナンパ!?」」
蓮と社が同時に叫ぶ。
途端、蓮が落ち着かない様子で、
「最上さん、君も顔や名前が売れてきてるんだから芸能人としての自覚を・・・」
「へ・・・?あ、いえ、違うんです!!」
キョーコがあわてて訂正する。
「すみません。言葉が足りなかったですね。あの、お、女の子なんです・・・声かけてくるのが・・・」
「・・・・・・・・お・・んなのこ?」
面食らってる蓮と社に、キョーコは小さく頷いた。
「『男の子』としてナンパされたみたいです」
逆ナンって言うんですよね?と無邪気に笑っている。
「最上さん・・・」と尚も何か言いたげな蓮に、
「あ、大丈夫ですよ!私、外ではめったに『京子』だと気づかれないので!!」
とキョーコの的外れな自信に蓮は小さく息を吐いた。
蓮は自分の知らない所でキョーコが無謀なことをやるのではないかと心配でならない。
だが、そんな蓮の心配をよそに、
「でも『男』と見てもらえて、内心『やったぁ』って思っちゃったんです」
そう言って、キョーコは悪戯っぽく笑った。

「もう・・・やっぱり最上さんには毎回吃驚させられるな・・・俺も負けてられないよ」
と、蓮は苦笑したがその瞳は優しい。
キョーコはその蓮の表情にホッとしたように笑みを返した。
「そんなこと!あ・・・私、監督に呼ばれてるので先に行きますね、今日からよろしくお願いします!」
「うん、こちらこそ」
「キョーコちゃん頑張ってね」
「はい!」
キョーコは2人に深くお辞儀をしパタパタと走っていった。






キョーコは少し二人から離れた所で足を止めると、大きく息をついた。
「大丈夫・・・普通に話が出来た・・・」
ぽつりと呟くように言った。


敦賀さんが好き


あの晩、無意識に出てしまった言葉。
その日家に帰ったキョーコは、思い出しては恥ずかしさのあまり布団の上を何度も転げ回り、自分の迂闊な言動を悔いていた。
一瞬垣間見た蓮の哀し気な表情が脳裏に焼き付いて離れない。

自覚する前に告白して、
そして心の準備がないまま、振られてしまったのだーーー。

だが不思議なことに涙は出てこない。
「大切な後輩」だと言われた。
だから素直に「ありがとうございます」と答えた。
いいじゃないっ!「大切な」後輩なんだから。

そもそもが付き合いたいだとか、そんな厚かましいこと思ったことなどなかった。
「後輩」として受け入れてもらい、傍にいられるだけでいい。
敬愛以上の想いを疎まれて、距離を置かれることの方が怖い。
心のどこかではわかっていたのだろう。
だからこそ今まで自分の気持ちに目を背けて、何とか必死に取り繕ってきたのかもしれない。

嫌われたくない。

まだ、蓮は変わりなく接してくれている。
笑いかけてくれた。

まだ、大丈夫だーーー。







to be continued...




男の子キョーコちゃんが描きたかった・・・
ただ、それだけだったんです。

それにしても社さん、貴方描きずらいよ〜〜





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プロフィール

なゆ

Author:なゆ
蓮キョ至上主義。
悶々としながら二人を見守って(?)おりマス。
連載当初は若かったワタシもすっかりイイ歳になりました・・。
イラストメインですが駄文も。。
文章力upを図りたいデースorz

お世話になってます♪

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