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「スノードロップ1」
もう溜めてても前に進まないことを悟り、、えいやー!と投稿してしまいました。

イロイロ読みずらい点が多々あるかと思います!スミマセン!!
諸々の知識もペラいものですが、どうかどうかお見逃しを・・・(先に土下座)

と、言い訳ならべたててますが!
暇つぶし程度にお付き合い頂けると嬉しいです☆




かつて、届かなかったその想い。

『愛すること』も、
『愛されること』も、

そんな感情は『無駄』だったと・・・
心の奥底の箱に閉じ込め、何重にも鍵を掛け、そして・・・・

全てを諦めてしまったーーー。

でも、

強固に封じてきたその『箱』は、
『自信』と『勇気』を与えられ、
気づかぬ内にカチャリと音をたてて開き・・・

失ったその『心』を蘇らせてしまったーーー。






「スノードロップ 1」


「えええっっ!本当ですか~~!!」
今にも小躍りしそうなキョーコの歓声が上がった。
LME事務所のとある一室。
ドラマ出演のオファーが来たとタレント部門の主任である椹から呼び出されたのだ。
その内容とはーーー

『Psychic』

生まれながらに不思議な能力を持つ相原弘希、由希兄弟。
兄弟が幼い頃に両親は殺され、以来とある研究所に隔離されていた。
そして10年後ーーー。
ある日研究所が何者かに襲撃を受け施設は爆破されてしまう。
かろうじて脱出した相原兄弟は外の世界へと解放される。
殺される直前、所長が口にした謎の言葉。
そして兄弟を追う組織。
2人は様々なトラブルに見舞われながら、研究所から組織の謎、そして両親の死の真相に迫っていくーーー。

キャスト
・相原弘希(アイハラ コウキ)ー敦賀蓮
・相原由希(アイハラ ユキ)ーーー

「えっ!?」
キョーコは吃驚したように読んでいた台本から顔を上げた。
「私・・・敦賀さんの『弟』役なんですか・・・・?」
椹に本当か?というように尋ねた。
「そうなんだ、完全男役」
「なんでまた・・・・?」
「以前クー・ヒズリの世話係してた時に男の子役を演じてたんだって? それを見てたこのドラマのプロデューサーが君を気に掛けてたらしくてね・・・クーとも親しいみたいで彼から社長に話が来たんだよ。実は女性だと言ったら驚いてたみたいだよ」
キョーコが「久遠少年」を演じたのはそんな遠い昔ではないのに懐かしく思う。
事情を知らない他人に「男の子」として認識してもらえていたことにキョーコは嬉しくてつい微笑んだ。
「『由希』は今時のイケメン俳優じゃなくて中性的でやわらかいイメージなんだそうだ、どう?」
「どう・・・って」
「まあ、社長がさっさと引き受けちゃったんだけど・・・多分面白がってるけどね・・・」
と椹はしょうがないと言うように苦笑した。
「ですね・・・」とキョーコもつられて笑い再び台本に目を落とした。

『妹』の次は『弟』か・・・。
しかも『由希』の人物設定も『ブラコン』と微妙にかぶっている。

役者としての実力を磨きたいならやってみろーーー。

そう、クーが言ってるようにキョーコには思えた。
クーがくれたチャンス。
何より蓮とまた共演出来る!
そう考えただけでキョーコの気分は高揚した。

キョーコはまっすぐに椹を見据えて力強く言った。
「私、喜んでお受け致します!」








「とは言うものの・・・やっぱり少し不安です・・・」

その夜、キョーコは社から依頼で蓮のマンションに食事を作りにきていた。
食後、もらった台本をテーブルの上に広げ、キョーコはその上に突っ伏してしまった。
蓮はそんなキョーコを見てクスリと笑い、

「そうなの?・・・でも、すごく楽しそうだよ?」

そう言って、キョーコの柔らかい髪にサラリと指を絡ませ弄ぶ。
その何気ない仕草にキョーコはドキリとする。
そしてガバッと勢いよく顔をあげた。
心なしか少し顔が赤い。

「それは・・・こんなすぐに貴重な経験を活かせる機会が出来たので・・・」
「うん、そうだね・・・じゃあ、役に入れそう?」
「う・・・そ、それは・・・(だって恐ろしいほど後ろ向きなんですもの〜〜)」
「(やっぱり・・・)『久遠』も違和感なく演じてたし、期待してるから」
「うう・・・何だかプレッシャーです・・・」
「あはは、ごめんごめん」

蓮が笑うと、キョーコは少し不貞腐れたように口を尖らせた。
でも次の瞬間、少し真剣味を帯びた瞳で蓮が言葉を重ねた。

「でも、大丈夫だよ・・・最上さんなら大丈夫だから」

そう言って蓮はポンポンとやさしくキョーコの頭を撫でた。
それは少し照れくさくもあり、とても安心できる蓮の大きくて温かい手。
伝わってくる温もりが心地よくて、ずっと触れていてほしいとさえ思う。
キョーコが思わず蓮をじっと見つめると、こぼれるような笑みを向けてくれた。
それが嬉しくてふいにキョーコの目頭が熱くなる。
何だか泣きたくなるような感覚なのに全然嫌ではない。

ずっとこの笑顔を見ていたい。
ずっと傍にいたい・・・・。
「最上キョーコ」を作っていく『自信』と『勇気』を与えてくれる尊い存在。

好きな人なんかいらない。
恋なんて二度としないと誓った。
傷つくのは自分なんだから・・・。

だけど、私はーーー

「・・・敦賀さんが好きーーー・・・」

時が止まったようだった。
気づいた時にはもう口に出してしまった。
まだ自覚したばかりの、心に芽生えたほんの小さな想い。
「え・・・?」と少し吃驚したように蓮はその動きを止めてしまった。

「ーーー・・や・・・これは・・・あ・・・の・・・」

キョーコは一瞬で頭の中が真っ白になった。
蓮以上に戸惑ってしまい、冗談にして軽く流せばいいのに、動揺してうまく二の句が告げない。
顔がカッと熱くなるのがわかり、思わず俯いて両手をぎゅっと握った。

どうしてーーー・・・。

息がつまるような沈黙が続く中、心臓が早鐘をつくように高鳴る。
その音が聞こえているのではないかと、恥ずかしさのあまり顔を上げることが出来ない。




sd01.jpg



すると、
「最上さん」と、やさしく蓮が呼びかけた。
「はっ、はいぃぃ!!」
キョーコは変に声が裏返ったことも気にせず、下を向いたまま謝罪を口にした。
「わ・・・私、いま、たっ大変、おこがましいコトを・・・す、すみま・・・」
「ありがとう」
「えっ?」
キョーコ思わず顔を上げると、細く微笑む蓮の視線とぶつかり、一瞬ドキリとした。
でもそれは先程の優しい笑顔ではなくてーーーー


「俺も・・・俺にとっても、君はとても大切な後輩だよーーー・・・」


蓮はひどく哀し気に笑い、そう言った。







to be continued...




あのドラマの設定にピンときた方!お友達になりましょう(笑)
タイトルと人物名、ストーリー設定も微妙に変えましたが『NIGHT HEAD』というドラマの世界のイメージです。
あのダーク加減、蓮にピッタリ♪(ヲイ)
ご興味あればDVDなどでぜひ!(あるのかな)
ただ・・・
面白いですが、決して楽しい話ではないです・・・めっさ暗いです、確か。
好きで観てたわりに最終回をどうやって迎えたかさっぱり覚えてません・・・。




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なゆ

Author:なゆ
蓮キョ至上主義。
悶々としながら二人を見守って(?)おりマス。
連載当初は若かったワタシもすっかりイイ歳になりました・・。
イラストメインですが駄文も。。
文章力upを図りたいデースorz

お世話になってます♪

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