スキップビートの個人ブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
SS-「0時過ぎの呼び出し」(前編)
本日もお越しいただきありがとうございます!
そして、拍手&レス不要でコメントくださった方ありがとうございます嬉しいです。

また書いてしまいました。
もう開き直って参ります!!
遅筆なワタシ・・・一週間もかかるとは・・・。
前後編にするほどでもないのですが、1話にするには無駄に長くなってしまいました〜。

よろしければ読んでやってください☆
追記よりどうぞ!




「0時過ぎの呼び出し」(前編)



カラーンカラーン!

「一等賞『二泊三日温泉旅行券』です!おめでとうございます!!」

当選者を知らせる洋鈴の音と共に威勢のよい声が商店街に響きわたった。




「へぇ、じゃあ旅行券は下宿先の方にプレゼントしたんだ?」
「はい、いつもお世話になってますし、せっかくのペア券でしたので」
事務所内のラブミー部室にて最上キョーコは依頼された書類整理の仕事に励んでいた。
そこへ先輩俳優である敦賀蓮が訪れたところ、先日キョーコが当てた福引きの話題になった。

「とても喜んでくださって・・・今日から旅行に出掛けられてます」
と、向かいに座る蓮にキョーコは嬉しそうに言った。
「そう・・・でもそうすると家には1人だよね?」
「あ、はい、そうです」
「高校生の女の子が1人で留守番なんて大丈夫?」
心配そうに言う蓮にキョーコはふふっと笑うと、
「大丈夫ですよ。1人で留守番なんて昔から慣れてるんですから」
「でもせめて琴南さんちにでも泊めてもらうとか・・・」
「私もそう思ったんですけど、モー子さん地方ロケでいないんです」
「そう・・・最近はなにかと物騒だし・・・・戸締まりはキチンと・・・いや、でもーーー」
「敦賀さん、何だか娘を心配するお父さんみたいですね・・・小学生じゃないんですから!!大丈夫ですっ!」
キョーコはぷうと頬を膨らませてわざと拗ねたように見せた。
蓮は保護者扱いされたことに内心ショックを受けつつ「そう?」と笑った。
「いえっ・・・でも心配してくださってありがとうございます」
と、表情は一変キョーコは少し頬を染めてにっこり笑って言った。
蓮はそんなキョーコに温かく愛しい気持ちがこみ上げ、思わずふっと笑みがこぼれる。
するとキョーコは一瞬表情を強張らせたかと思うと、目を逸らしてしまう。
蓮は「最上さん・・・?」と訝しげに問うと、
キョーコは身体を少しビクッとさせて「は、はいっ!」
「ーーー何かな・・・・?その反応は・・・?」
「い、いえぇっ!!どうかっお気になさらず・・・・」
「ふーん・・・」
蓮はその態度にすっきりとせず、じっとキョーコを見つめる。
そして少し低めの声で「最上さん」呼びかけると、キョーコはおずおずと蓮に向いた。

「やっぱり1人は危ないから、良かったら・・・・」
「はい・・・・」

蓮は目を細めると艶っぽい笑みを浮かべ言った。

「うちに泊まりにくる・・・?」

キョーコは一瞬ぽかんとしていたがその言葉をようやく理解すると、
「へぇっっ!?」と素っ頓狂な声を上げた。
真っ赤になって、口をパクパクさせるキョーコの予想外の反応に蓮は不意をつかれ真顔になった。
いつもは色っぽい事を言っても淡白なキョーコの反応。
少しは何かを意識してくれてるのだろうか?そう期待して、また裏切られるかもしれない。
でも蓮は望んでいたその反応を素直に嬉しく思った。
つい口元がほころびそうになるのを誤摩化すようにぷっと吹き出した。
キョーコはそんな蓮の態度に「敦賀さんっ!からかったんですねっっ!!」
「あはは・・・っ、別にからかったわけじゃないんだけど(半分本気だし)あまりにもすごい顔してたから・・・」
「〜〜〜〜っ!!遊び人みたいに軽々しいこと言わないでください!」
「酷いなあ・・・・この前は君の方から夜中に押し掛けて来てくれたのに・・・」
「何かニュアンスが違いますっ!・・・あれはモデルの所作をっ・・・・」
確かに、押し掛けたかもしれませんが・・・とごにょごにょ言っている。
「と、とにかくっっ!そ、そういう破廉恥な冗談は他所でやってくださいっっ!!」
と、キョーコはますます顔を真っ赤にさせた。
「君にしか言わないよ・・・?こんなこと」
と、蓮はさりげなく本音を言ってみたが、
「敦賀さん、どんだけイジメっ子なんですか!!もう、知りませんっ!口ききません!」
その本意が通じるわけもなく、キョーコは本当に拗ねてしまったらしくフイとそっぽを向いてしまう。
蓮はそんな顔も可愛いなと思いつつも、本当に口をきいてもらえなくなったら大変とばかりに、
「ごめんごめん・・・・でも心配なんだよ?」
ぽんぽんとやさしくキョーコの頭を撫でた。
キョーコが何も答えないでいると、こんこんとドアをノックする音がし、
「おーい蓮、そろそろ時間だから・・・」とマネージャーの社が部屋の外から声をかけてきた。
「はい、わかりました!じゃあ最上さん今晩は気を付けるんだよ・・・・?」
「・・・・・・・・・・ハイ」
顔を赤くしたままキョーコが答えるのを見て、蓮は小さく微笑むと部室を出て行った。




後編へ続く


スポンサーサイト

この記事へのコメント:
管理者にだけ表示を許可する
ようこそ!

「はじめまして〜」をご覧ください。

プロフィール

なゆ

Author:なゆ
蓮キョ至上主義。
悶々としながら二人を見守って(?)おりマス。
連載当初は若かったワタシもすっかりイイ歳になりました・・。
イラストメインですが駄文も。。
文章力upを図りたいデースorz

お世話になってます♪

スキビ☆ランキング 様

スキビサーチ

お問い合わせ
最新記事
カテゴリ
最新コメント

リンク
検索フォーム

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。